夏至から数えて11日目、いよいよ夏本番というこの時期は「半夏生」と呼ばれる季節の区切り。梅雨も明ける頃で農家さんにとっては田植えもひと段落着き、夏の盛りに向けて準備を進めるための節目でもあります。
明石海峡の激しい潮流に揉まれて育った明石だこは、いうまでもなく明石グルメのトップスターのひとつ。半夏生の頃に水揚げされるものは「麦わらだこ」とも呼ばれ、ひときわ味わいが良くなる旬を迎えます。
古来近畿地方では、半夏生にタコを食べる風習があります。一説では、8本足で吸盤もあるタコにあやかって、田に植えた稲の根がしっかりと根付くよう農家の方々が神様にお供えしたことに由来するとか。
また、タコに含まれる「タウリン」が疲労回復に効果があるともいわれており、夏にタコを食べるのは栄養面でも理にかなっているのです。
今回は、そんな明石だこを使った逸品を2種ピックアップ。
旬を迎えた明石だこをおいしくいただき、厳しい夏を乗り切りましょう。
未来の
明石ダコ 蛸しゃぶ
早い潮流に揉まれて育った明石だこは、料亭や割烹等でもひっぱりだこの人気。部位によって異なる味わいが楽しめ、吸盤のコリっとした食感もたまりません。そんな明石だこを手軽にしゃぶしゃぶで召し上がっていただくセット。同店オリジナルのポン酢(レシピ付)を付けてサッパリといただこう。
魚六商店の
釜あげ明石だこ 真空
明石海峡、播磨灘など、最良のたこが育つための条件が揃った場所で獲られた明石だこを厳選。独自の技で茹で上げると太い足がくるっと丸まり、ぷりっぷりの弾力に。噛めば噛むほど旨みが口中に広がります。そんな明石だこの足と胴の部分を真空パックで新鮮なままお届けします。